サイケデリックスが合法な国・都市まとめ

〜世界は今どう動いている？〜

幻覚剤って、どこで合法なの？

「サイケデリックス（幻覚剤）」と聞くと、
日本ではいまだに「ドラッグ＝違法で危険なもの」というイメージが強いかもしれません。

でも、世界に目を向けてみると、
サイケデリックスを医療や精神的な癒しの手段として認める動きが広がりつつあります。

この記事では、
現在、幻覚剤が合法または非犯罪化されている国や都市を、わかりやすく紹介します。

サイケデリックスは「合法」「非犯罪化」「容認」に分かれる

まず、「合法」といっても国によって定義はさまざま。

✅ 主な3つのパターン：

🌍 世界の合法・非犯罪化エリアまとめ（2025年時点）

🇺🇸 アメリカ（州・都市単位）

• オレゴン州（全州レベルで合法化）

  • 2020年にシロシビンを治療目的で合法化

  • 2023年からトレーニングを受けたファシリテーターのもとで使用可

• コロラド州

  • 2022年、サイケデリックスの使用を非犯罪化

  • 今後、医療利用プログラムが整備される予定

• カリフォルニア州オークランド、サンフランシスコ

  • 一部植物性サイケデリックス（マジックマッシュルーム、アヤワスカなど）の使用を非犯罪化

🇨🇦 カナダ

• 末期患者へのシロシビン使用が許可

• 精神疾患治療における臨床利用が拡大中

• 一部のセラピストは政府許可のもとシロシビンを扱っている

🇳🇱 オランダ

• マジック“トリュフ”が合法

  • シロシビンを含むが「キノコ」ではないため規制対象外

  • アムステルダムではリトリートも盛ん

🇯🇲 ジャマイカ

• マジックマッシュルーム完全合法

  • シロシビン系リトリートが自由に開催されている

  • 精神療法・ヒーリング目的の利用も進む

🇧🇷 ブラジル／🇵🇪 ペルー／🇲🇽 メキシコ

• アヤワスカ（DMTを含む）の宗教儀式での使用が合法

  • 伝統宗教やシャーマニズムの文脈で保護されている

  • ツーリズムも盛んだが、慎重に選ぶ必要あり

🇵🇹 ポルトガル

• 2001年からすべての薬物を非犯罪化

• サイケデリックスも含め、所持・使用は「治療の対象」とみなされる

🚫 日本ではどうなの？

• LSD、シロシビン、DMT、MDMAなど、ほぼすべての幻覚剤が違法

• 医療利用や研究もほぼ禁止（非常に限られた許可のみ）

• 所持・使用しただけで重い刑罰を受ける可能性があるので、渡航中の使用も注意！

🌱 まとめ：世界は“癒し”のための合法化に向かっている

• アメリカやカナダ、オランダ、ジャマイカを中心に、
  医療・精神療法としての幻覚剤の利用が進んでいる

• 文化・宗教的に大切にされてきた植物たちが、
  現代の「心のケア」のツールとして再評価されている

• 日本はまだ遅れているけれど、「知ること」からすべてが始まる

🧘‍♀️ わたしの内なる声

西洋医学、東洋医学、ヒーリングなど――
世の中には、本当にたくさんの治療法があります。

いろいろ試してみても、
なかなか病気がよくならない…という声を聞くことも少なくありません。

日本ではまだ“未知のもの”として捉えられているサイケデリックスですが、
地球の裏側では合法的に、安全に使える国もあり、
実際に治療や癒しの手段として役立っているケースも多くあるようです。

一般的な治療法と同じように、
サイケデリックスという選択肢も世の中に広がっていけば、
もっとたくさんの人が救われるんじゃないか…。

そんな想いから、この記事を書きました。